ドイツのHamburgに行った話その2
初めてのスーパー
ちなみにHamburgに着いたのは夕方。宿舎の説明を受けた後4人で買い出しに行くことに。(もう暗くなってた)
初、ドイツのスーパー。わくわくが止まらなかった。入ってすぐに豊富なパンが。しかも安い。いくらか忘れたけど1ユーロもしなかった記憶がある。
これはなんぞや?!という食べ物たくさんあって見てるだけで楽しい。海外旅行に行ったらスーパーに行くことをオススメする。
適当に明日の朝ごはんを購入。スープ飲みたくてクノールのコーンスープとパンを購入。あとお水。炭酸水が一般的だからよく見ないと微炭酸とか買ってしまう。水よりビールの方が安い。しかしこの日は我慢!まだ先は長いので。飲みたかったけど。
宿舎に着いてみんな夕飯。私は頭痛のためコーンスープ飲むだけにした。ちなみに宿舎では煮る焼くなど調理は禁止。お湯はケトルで沸かせる。あと電子レンジも使っていい。でも買ったコーンスープ、鍋で作らなきゃいけないタイプだった。盲点であった。
お湯沸かして溶かせばいけるのでは?と思ってやってみたが、日本のみたくサラサラのやつじゃなくて、粒になってるから全然とけなかった。しかも甘くない。しょっぱい味付け。
うーん買い物って難しい。
そんなこんなでお風呂はいって就寝。ちなみにお風呂は湯船がない。シャワーだけ。
床について即寝た。寝心地最高だった。いいベッドだわぁと思ってたけど、最終日にこれはソファーベッドだったということを知る。どうりで真ん中にくぼみがあると思った。くぼみにはまって寝るの気持ちよかったからいいけど。
私はドイツの気候がめちゃくちゃ合ってるらしく、毎晩熟睡できて毎朝快便だった。日本だと友達が泊まりに来たり、小旅行したりしただけで身体が緊張して便が出なくなってしまうのに。最高か。前世はヨーロッパ人だと信じたい。
2日目の出来事
次の日朝8時(めちゃ早い)から講習会場になってるブラームス音楽院でガイダンス。前日着いた時暗かったから、周りがよく見えなかったけど、宿舎の近くに教会があってなかなか素敵な場所だった。
音楽院までは宿舎近くから出てるバスに乗り、アルトナ駅まで出て電車に乗って、さらにバスに乗る感じ。
面倒くさそうだけど割と時間はかからない。
ドイツの交通機関事情
ドイツの駅、基本的に改札がない。無料で乗れるの?!とか思うけど、市民はみんな定期券的なやつを持ってる。市内だとそれで電車もバスも乗れる。しかも安い。
バスは乗る時にその紙を見せればいい。紙ぺらみたいなやつだから、無くしそうで怖かった。
電車は見せなくても乗れるけど、たまに駅員が持ってるか確認しに来るから必ず携帯してなきゃいけない。もし持ってなかったら結構重い罪になるらしい…。
音楽院到着
こんな感じ。かなり小さめ。2階建ての学校。ここまで来るのに男2に全部調べてもらって金魚の糞みたく着いて来ただけ。ありがたい!女でよかった。バス乗り間違えて遅刻しそうになったけど。
講習生同士で軽く自己紹介してすぐ終わった。何故なら日本にいる時に資料がメールで送られて来て全部読んどいてくださいって感じだったから。基本的にこの講習会、自分たちの力でどうにか生活していってください的な放任主義だから大変だったけど、現地の人に近い生活ができてたのしかった。
レッスン以外は基本自由時間。ご飯も自分たちでどうにかする感じ。めちゃくちゃわくわくだった。常にテンション上がってた。
つづく
ドイツのHamburgに行った話その1
タイトル通り3月13日〜3月21日くらいまでドイツのHamburgに行った。
正直Hamburgなんて聞いたこともなかったしドイツ自体、自分の中でそんなに魅力がある国だとは思ってなかったけど結果、ひとことで言うとドイツ、最高。
ドイツに決めた理由
目的はHamburgで行われる音楽の講習会を受けるため。そもそもどうしてヨーロッパの講習会を受けようと思ったかというと、前々から大学の先生に一度本場で学んでみるということをオススメされてたのもあるけど、一番の理由は失恋。笑
12月に付き合っていた恋人に突如振られ、失意のどん底に落とされた(その話は長くなるので割愛)
明日には変われるやろか
※クリープハイプ:イノチミジカシコイセヨオトメより
的な想いが渦巻く日々。基本的にうじうじしてるのは嫌なタイプなので無理矢理にでもポジティブに持って行こうとして考え始めた。
それで辿りついた答え そうだ、ヨーロッパに行こう
てな感じで血眼で講習会を探す。仕事の研修も始まってた時期だからなんとかスケジュールが合うやつはないかと探したら一つだけあった。しかも私の大好きなブラームスの故郷とな?!ブラームスが呼んでる?!これは行くしかない
すぐさまお金を援助してくださいと親に頭を下げ、先生に講習会受けることを報告(失恋した経緯とか知ってたからやる気出してくれてうれしいと大喜びしてくれた)
あっという間にドイツ行き決定。
ただ、講習会に申し込んだ後も航空券が取れないかも、うまくやり取りできてないかも、主催者に嫌われたかも(ドイツからの国際電話で怒られた)…と今考えたら問題は結構あった気がする。けど無事に行って帰ってこれたからよし。
日本からドイツに行くまで
東京芸術協会?的なところが仲介してくれてたのだが、全てやりとりはメール。『新潟出身の高橋さんと同じフライトになりますので、連絡を取り合って一緒に行ってください』と連絡が。
新潟出身って情報より性別や年齢の情報が欲しかった…。
高橋さんと連絡を取り、当日空港で待ち合わせ。可愛らしい女の子だった。よかった。
高橋さんは初海外。私は1度だけヨーロッパ旅行経験。なんとかリードしなければという謎の使命感に追われチェックインの仕方とか前日にネットで調べまくり、当日私慣れてますから感出しまくってチェックイン。
朝ごはんを食べてなかったため米でも食うかと思ったが結局サブウェイ。おいしかった。サブウェイ。
飛行機の中
KLM航空オランダ乗り換え。11時間?だっけ?かかった。酒でも飲みまくって爆睡するかと思ってたがそんな気分にもならずひたすら寝ていた。
でもちゃっかり映画は観た。ララランド観た。字幕がなかったから英語で。2回観た。ララランド好き。
途中オランダ人?のCAさんが何飲みたいか聞きに来るのだけど、その時暖かいコーヒーが飲みたくてかっこいい発音で「コーヒープリーズ」って言ったらどうやら何か言ってる。距離が遠い。喋るの早い。聞き取れない。
たまたま隣が日本人の年齢近そうな男の人で、英語喋れるっぽかったから聞いたら「今は冷たいものしか配ってないと言ってます」と教えてくれて結局飲めず。
一番最初に言葉の壁にぶつかった瞬間であった。はずかしい。英語勉強しよ…。
機内食はまあ機内食って感じだった。器とかが可愛かった記憶がある。爆睡して映画観てを繰り返してたらあっという間にオランダ到着。
オランダからHamburg空港までは割とすぐだった。飛行機乗ると毎度頭痛くなる。前回は気持ち悪くなってヨーロッパ着いた瞬間吐いたけど。今回は無事だった。酔い止めサンキュー!
あ、ちなみに日本で出国する時、高橋さんと私のパスポートが入れ替わったまま出国審査受けたのに通れた。ちゃんと見ろよ。大丈夫か日本…。
Hamburg到着
空港に着いたら外で講習会の人たちが待っていてくれてるということだった。出たらすぐわかった。Hamburg、日本人全然いない。
高橋さんと男1(名前出すの避けたいためこの呼び方)と同じ車で宿舎に向かうことに。
男1と初めましての挨拶を交わす。なんかチャラそう。喋り方がチャラい。同じ宿舎だ。やばい。歌科という情報を聞き、大丈夫かいこんな人が歌えるのかいと思っていたが、車の中で昔、某劇団のヤングシンバを演じていたことが発覚。テンション上がるわたし。
高橋さんは別の宿舎のため途中でお別れ。男1と宿舎へ向かう。
宿舎到着
今回の講習会は10人の講習生がいて、アルトナ駅の近くのアルトナ宿舎、エルベ川の近くのエルベ宿舎に分かれている。なんかハリーポッターのグリフィンドールとかスリザリン的で少しテンション上がった。
わたしはアルトナ宿舎。男1と男2と女1(呼び方失礼だかみんなめちゃくちゃいい人)と4人の宿舎。
エルベ宿舎は6人女の子。みんな大学生エルベちゃん。キラキラしてて可愛かった。
アルトナ宿舎の講習生の部屋はアパートの1フロアの中の2部屋。女1と同じ部屋。元々アパートの持ち主のチエコさん(ドイツ人の旦那さんがいる日本人)の息子さんの部屋で、講習会期間は私たちに貸してくれることに。
こんな感じ。かわいい。赤が好きだからテンション上がる。
フロアは3つ部屋があって、真ん中にダイニングキッチンがある感じ。2つは講習生が使ってるが1つは一般の方が使ってる。キッチンは共用。
そんな感じで先に着いてた女1と挨拶して、ダイニングでチエコさんから男1とアパートの使い方とかルールの説明を受ける。
この時めちゃくちゃ頭痛くて眠くて死んだ顔してたと思う。話が長い…。こっちに住んでる私が接した日本人、みんな話が長い。一度喋ると1時間は喋ってるから切り上げるのが大変。でも親切。
そんな感じで内心ぼけーっとしながら聞いてると男2登場。彼は昨日着いたらしく、こなれた感じ。挨拶して説明終わってからみんなで買い出しに行くことに。
長くなったので続きは別記事で!